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一般社団法人 座間味村ホエールウォッチング協会

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スタッフブログ

ウオッチングの醍醐味!!

こんにちは、事務局スタッフのシュウサクです。

先日、午前中にお休みを頂いたので、ホエールウォッチング協会の加盟ウォッチング船『ビーナス』に乗せて頂いてウォッチングをしました!

その前の日の午後ツアーは天候状況により欠航となっていた為、出港するか不安でしたが、無事に出港できました!いざウォッチング船に乗船すると、船内の事やウォッチングの際の注意点、そして船からのクジラの探し方など、ガイドの方からの丁寧なレクチャーがあり、初めてホエールウォッチングに参加されるお客様にも、安心してウォッチングが楽しんで頂けるような仕組みが整っていると感じました。

僕は、昨年度も個人的に座間味村でホエールウォッチングには参加しましたが、研修生として探鯨に携わったり、座間味村やその周りの海域について勉強したりしてからは初めてのウォッチングでした。探鯨している際に、陸の方から遠く眺めていた景色へ実際に向かっている時のワクワク感は最高でした!

ウォッチングが始まると、朝から展望台でクジラを探している探鯨員からの情報をもとに、見込みを立てて、ウォッチングスポットに向かいます!しかし、この日、最初のうちは、ブローは確認できても、なかなかクジラの姿を観察することはできませんでした。

しかし、その後、他のポイントを転々とした後に、ついに見つけることが出来ました!一頭のザトウクジラが、大きな尾びれを上げて潜っていく様子が何度も観察できました!

出航後、1時間半ほど経過した後での発見に、船内は盛り上がっていました!ホエールウォッチングは野生動物を相手に観察を行うものです。よく観察できる日や、そうでない日があります。ウォッチングの最後に突如として姿を現してくれるようなこともあります。なかなか観察できない時間が続いた後で、野生動物と出会えた瞬間は最高です!そんな一期一会の野生動物との出会いこそ、ウォッチングの醍醐味だと感じました!

船内では常に、船長さんと陸から観察している探鯨員たちの間で、無線での情報交換が行われており、リアルタイムでクジラの情報が把握できるようになっています。その結果、不用意な接近など行われないよう工夫されていました!座間味村ホエールウォッチング協会では、陸からの探鯨と長年にわたる船長さんたちの経験で、ヒトにもクジラにも優しいウォッチングが実現されているな、と改めて感じました!

ZWWA事務局スタッフ 木村舟作

2024年2月24日15:35