クジラ、海から見るか?山から見るか?
こんにちは!事務局スタッフのタイガです。
昨日は探鯨員として、山からクジラを探しました。
昨日、3月10日は「ザトウの日」当日であったため、いつも以上に探鯨に気合いが入っていました。
3月に入り、クジラの発見数が少なくなっているため、クジラが見つかるか不安でしたが、展望台に登るとすぐにクジラを発見することが出来ました!
山からクジラを見つける時も、ブローに注目して探しますよ!
何頭いるか確認するために観察を続けると…
なんと!大きな背中がたくさん!!
どうやら、このクジラたちはメイティングポッドのようです!
メイティングとは、繁殖の機会を狙い複数のオスがメスを奪い合うことを言います。
展望台の足元すぐ近くに、最低でも5頭のクジラを確認することが出来ました。
メイティング中は、浮上間隔が短く、山からも観察がしやすかったです。
クジラの顔や鼻も、しっかり観察することが出来ましたよ!
しかし、このクジラたちは午前のウォッチングまでにどんどん移動してしまい、ウォッチング船が観察することはできませんでした😭
その後、他のクジラを探していると…
何やら、怪しい水しぶきを発見!
クジラのブリーチでした!
拡大してみると
ザトウクジラの胸ビレの大きさが良く分かりますね!
このクジラはその後も何度かブリーチを続けており、ウォッチング船が観察することも出来ましたよ!
昨日の「ザトウの日」は合計で22頭のクジラを発見できました。
22頭は3月に入ってからの最多記録です!!
座間味のホエールウォッチングの特徴の1つは、探鯨員が山からクジラを捜索し、船を誘導するシステムです。そのため、クジラとの遭遇率が9割を超えていますよ!
海で船からのウオッチングも最高ですが、山からクジラを探すのも普段と違う視点で楽しめるので、是非皆さんも山からのウォッチングをしてみて下さい😊
事務局スタッフ タイガ
2024年3月11日15:00