2/28 プカプカ親子🐋
2/28の午前、ホエールウォッチング協会加盟ウォッチング船『姫鯨』に乗船させていただきました!!
この日は波と風が高く、船が行ける範囲にクジラがあまり確認されていませんでした。
ので、仕方なく内海にいた親子クジラをウォッチングさせていただきました。
その親子は、終始二頭で水面にプカプカ浮いてから潜るを繰り返していて、リラックスしてるようにも見えました!
お母さんクジラは息継ぎの時、ほぼ毎回体を傾けて浮上してきて、
最初に”ブロー”(噴気)ではなく尾ビレから出てくるシーンを何度も見ることが出来きました。
私の妄想ですが、『お母さんが傾くことによって、赤ちゃんが母乳を飲みやすい体勢になってたのかなぁ』『今は、赤ちゃんの授乳タイムなのかなぁ』と思ったり(笑)
このようにゆったり過ごす親子を、妄想しながら温かい気持ちでみるウォッチングもいいなぁと改めて思いました!
プカプカ親子をウォッチングする姫鯨の清船長とお客さん
しかし、なぜ座間味村ホエールウォッチング協会では、ほほ笑ましい親子クジラを『仕方なく』ウォッチングするのでしょうか?
理由として、座間味島を含む、慶良間諸島周辺はザトウクジラの重要な繁殖海域になっているためです。
座間味村ホエールウォッチング協会では、お母さんクジラの子育ての邪魔をしないよう、親子にストレスを与えないように、「親子クジラをできるだけウォッチングしない」と言うルールを決めています。2/28のように、他にウォッチングできるクジラがいなかったりすると、仕方なく親子クジラをウォッチングをさせてもらってます。
しかし、今年は親子クジラの発見数がとても多いです。
親子クジラが多いのは、「また座間味に赤ちゃんを連れてきてくれた」と嬉しい反面、親子をウォッチングせざるを得ない事が度々あり・・・考えさせられるところです・・・
来シーズンも今年のように、ザトウクジラたちが赤ちゃんを連れて帰って来てくれるクジラたちの「ふるさと」である慶良間諸島周辺を守るため、ホエールウォッチング協会として努力したいです!!
皆さまもザトウクジラの親子をウォッチングする際は、温かい気持ちで見てあげてください!
お願いいたします!
ZWWA事務局スタッフ
阪口悠馬
2024年3月2日17:28